2015年5月20日(水)
お菓子:鶴屋吉信 テッセン
軸:茶是長寿の友
花:縞葦・釣鐘鉄線・額紫陽花・突抜忍冬(つきぬきにんどう)・壺珊瑚
【水屋で準備】
1. 中棗に濃茶を入れる。
2. 大津袋(くの字の反対が前)に中棗を入れ、持ち手の右を下・左を上にしてひとつ結ぶ。
3. 持ち手の斜め左を下・斜め右を上にしてもうひとつ結ぶ。
4.水指正面に飾っておく。
【お点前】
大津袋
1. 膝前で大津袋の結び目をひとつ解く。
2. 左掌に載せ、差し込まれた右下を引き抜き、結び目を解く。
3. 右・左と切るように大津袋の口を広げる。
4. 半月で棗を取り出し膝前に置く。
5. 大津袋の持ち手を手前に折る。
6. 大津袋を右手の親指と人差指で手前の底を摘み、
中指で奥の折り目を引き寄せ人差指の背で挟む。
7. 風炉のときは、敷板の右奥に合わせて向こう・手前の順に指を離して大津袋を置く。
五行棚のときは、上段の左手前に同様にして置く。
8.中棗だけど、帛紗は四方捌き。
9.棗だから、甲拭きして、蓋は右膝頭。
棗から茶を出す所作
1. 棗から茶を三杓すくい出す。
2. 棗を傾け、茶杓で助けながら残りの茶を茶碗に出す。
3. 茶杓を茶碗の上に置き、棗の茶をあけた口を拭き、懐紙で指を拭く。
4. 棗の蓋をして水指の左手前に置き、茶杓を棗の上中央に置く。
【道具を拝見に出す】
「お茶入、お仕覆、大津袋の拝見を。」
棗だけど、拝見の時は帛紗を置いて、蓋を開ける。
1. 大津袋を右手で手前・向こうと取り、左掌に置く。
2. 客付まで回る。
3. チョキで大津袋の手前を挟んで左回りにグルッと180度回し、
親指で折り目を持ち上げたまま茶杓の右横に移し、向こう・手前で置く。
【客の問いに答える】
客「大津袋のお仕立ては?」
亭主「友湖(ゆうこ)でございます」
【道具を飾り運び出す】
1. 大津袋を手前・向こうと右手で取り、左掌に載せる。
2. 茶杓を取って大津袋の上に斜めに載せる。
3. 棗を半月で取り、茶道口に下がる。
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