2023年3月7日火曜日

釣釜 炭点前

釣釜の炭点前 2023年3月7日



 炭斗(中央に胴炭、左に火箸、その左に羽根(広い方が左)右奥に枝炭)
火箸は熱くないように持ち手に木を使用したもの。
釜敷は輪を奥にして体に一番近い懐へ
(風炉の時は、羽根は広い方が右。釜敷は輪が外)

炭斗を勝手付に置き総礼

炉の右側の畳中央に置く

立って退室
灰器を灰匙の向こうを右手で持って入り、襖を閉める

炉の前まで歩き、右回りに炭斗に向かって座り、

畳の右角に左右と持ち替えて灰器を置く


炉正面に向き、右手で羽根を取り、炭斗と炉縁の間へ置く
火箸を取り、羽根の右横へ置く

香合を取り、扱って炭斗の前の縁内へ置く

帛紗を捌き、釜の蓋を閉める。腰につける

右左と膝行し、弦を左手で下から支え、

右手で鎖を3目上にあげる。これを「小あげ」という。

右手で懐の釜敷をつまみ、下から持って出し、左手で畳の定座に置く

右手で右の鐶を持ち、左手で釜の弦を上から握りこむようにもって、

左手の親指でカギを押し外しながら釜を持ち上げ、

釜敷に置く 釜敷ごと釜を畳中央へ


弦を左手で持ち右の鐶を外し釜にもたせ掛け、弦を右手に持ち替えて、

左手で左の環を弦から外し釜にもたせ掛ける

弦を左手で勝手付の壁に立てかける

(棚が無いときは畳に寝かせ、その中に環を置く)

環を両手でもって、釜を釜敷ごと畳中央まで引く

環を両手で外し、合わせて繋ぎ目を左手で持ち、環付の左下に置く

釜を上げた後、炉正面に回って、左手で鉤を受け、

右手で鎖を5目上げる。頭をぶつけないように。これを「大あげ」という

炉縁横の羽根を右手で取り、羽根の狭い方で■初掃き
羽根を手前の畳に斜めに手なりに置く



右手で畳の火箸を取り、膝前で付き、手前の下炭を向こうへ移動する

火箸を膝前で付いて炭斗へ入れる
そのまま両手で炭斗を斜め右奥へ移動

斜めに座り、右手で灰器を取り、炉正面へ向き直り、

炉縁の横へ灰器を両手で置く

右奥の灰を灰匙で掬い、

炉の向こう正面の灰の高い所から灰を5回撒く 



灰器の灰を左半分にまとめ、灰匙を中央に置き、

灰器を灰匙の右を持って斜めに回り、畳の右角に置く

炉正面に戻り、■中履き、手なりに置く

炭斗を畳中央に戻し、右手で火箸を取り左手に預けて、

右手で胴炭を取って炉に置く。

汚れた手を懐紙で拭き、火箸を扱い、膝前で付き

①炭斗の左上の丸ぎっちょを、炉の左手前から置いていく
②割ぎっちょを皮を①に合わせて置き、③丸ぎっちょも置く
④管炭と⑤割管炭を2本まとめて箸で取り、左横に立てかける
⑥枝炭1本を取り、管炭に沿わせて置く,
⑦留炭を取ると、正客から「お先に」と自席へ戻る

火箸を膝前で付き、炭斗に戻す

羽根を取り、■後掃き、炭斗に戻す。

香合を取り、蓋を基の位置に置き、火箸を取り、

膝前で付いて管炭の下へ練香を置く。火が起きやすく、客に近いから。

 


正客「香合の拝見を」を受け、正面を正して、

羽根が置いてあった場所の羽根の先の位置へ香合を出す。

釜をかける前に、左手で鉤を受け、右手で鎖を5目下げる。

これを「大さげ」という

釜の方に向いて釜に鐶かけて釜敷ごと引き、弦をかけて、

体を炉正面に向き、鉤に釜をかけ、

釜敷を炭斗の上でポン、懐に入れ、左手で下から弦を受けてもち、

右手で3目下げて(「小さげ」)釜をかける

両手で環と弦を押さえて、釜の揺れを収める

左右と膝退し、羽根を取り、釜の蓋をアの字に清め、

帛紗を捌いて釜の蓋を切る

帛紗を腰につける

斜めに向き、灰器を持ち、退室。

炭斗正面に座り、持って退室。膝前に置き襖を閉める。

襖を開け、香合の前に座り、問答。
(香合はフキノトウ、お香は梅ヶ香、松栄堂)

右手で香合を取り、左手に乗せ退室。勝手付に置き総礼。

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