2014年2月4日火曜日

炉 逆勝手 濃茶

2014年2月4日(火)
2020年2月4日(火)
炉 逆勝手 濃茶

軸:鬼は外 福は内と・・・・・・

花:侘助・柊 水仙・柊

茶入:初花肩衝(瀬戸) 尻張り(膳所)
仕覆:珠光緞子 子石畳宝尽緞子
茶杓:玄々斎 (雪間の草、下萌、立春、鶯宿梅、梅が香、飛梅、初音)
初花肩衝 珠光緞子












【 準備 】

帛紗は右側に付ける。
正面に水指、茶入れを飾り、迎えつけ。
「お菓子をどうぞ」ふすまを閉める。

客:菓子盆を取り一礼、置き、次客に「お先」点主に「頂戴致します」
懐紙を出し膝前に置きお菓子を取り置く。
次客との間にお盆を置く。いただく。

膝前に茶碗を置き、ふすまを開ける。
左足を立て、敷居まで右足を進め、左足から入る。


茶碗(茶碗に茶巾・茶筅・茶杓納める)を持ち運び、
点前に座り(畳の中心)、
茶碗を右横・左横・右手前で勝手つき(右側)に置く。

茶碗と茶入れを置き合わせる。(茶入れ水指しの左前の畳、茶碗右手前・左・右で水指しの右前の畳)

右足を立て、斜め後ろに引き、左回りに回って、右足から敷居を超えて下がる。



右手で建水を持ち、ふすまを閉める。

右手で建水をいつもの位置へ置く。

右手で柄杓を取り構え、右手で蓋置を炉の左角(道具畳)三目三目に置く。
柄杓を持つ左手の上を右手で持ち、左手を下げ、左手で蓋置に置く。
総礼。
建水をくり上げ、居住まいを正す。


置きあわせ(茶碗ー右・左・右で膝前、茶入れ右で取り茶碗の下に置く)
お仕服の紐をほどき横向きに置き直し、
口を向こう手前の順に広げ、
手の平におき右左と口を切り、茶入れを取り出し置く。

お仕服は、右手で右横を持ち、火の方向にひっくり返さない!
水指の右横に置く。角棚の場合は、右手前に置く。

【 帛紗 】

右手で帛紗を上に1/3折り上げ、引き抜く。
右手を左手の上に返し、帛紗さばき。帛紗が縦の時は右膝の上で。
帛紗さばき(草の四方さばき-六方さばき)、
茶入を清め(蓋二引き胴2回 反時計回りに回し拭き)、水指しの左前におく。

帛紗さばき直し、茶杓を清め、茶入の上(火の方)に置く。
その横に茶筅出し置き、
水指の蓋の上を帛紗で清め、茶碗を引き、茶巾を出し置く。
ふくさを右膝横に仮置き。(柄杓を左手で持つから)

左手で柄杓を持ち、構えて、右手で帛紗を取り、釜の蓋あける。ふくさ右膝頭に仮置く。

湯をくみ、釜の蓋を閉める。
茶筅通し(コン、見上げてコン、2回、いりのしで抜く)。
左手で湯を捨て、茶巾取り、右膝の上で拭く(3回半)。
茶碗置き、茶巾水指の蓋の上に置く。

茶杓持って左で茶入れを取り、茶杓を握りこんで蓋を取り茶碗の点前に置き茶をくみ(3杓くみ出し、茶杓茶碗に仮置きし、回しだし)茶入の口を向こう、手前とふき、蓋をして置く。
茶をさばき茶碗の縁でコン(音は立てない)。茶杓を置く。

水指しの蓋を、摘み・左横・右横の三手であける。

柄杓を構え、帛紗を取り、釜の蓋を開け、湯を汲む。

茶筅で練る。茶筅左にもたせて湯をくみ茶筅をまわしながら湯を入れ柄杓を釜に置く。
ゆるめる。出す。

お客:取り込み、お客が総礼。

持って感謝。少しまわして(正面を避ける)いただく。
一口で「おふく加減は?」
客:「結構でございます」

客つきに回る。茶名のやり取り。

客:茶を1口残し左茶碗を膝前に置き、「ただいまのお茶名は?」
点主:「きうんでございます」
客:「おつめは?」
点主:「小山園でございます」
客:「先程は結構なお菓子をありがとうございました」お茶を飲み切る。飲み終わったら膝前に置き、懐紙かぬれ茶巾で茶碗を拭く(3回)。縁外に出し拝見する。

飲みきりの音で、点前に戻り、 水1杓釜に差し、帛紗を腰につける。

客:茶碗を返す。
茶碗取り込み総礼。

湯をくみ、右手で捨てる。
「おしまいいたします」
取り柄杓で水を入れ、置き、茶筅通し。
水を左手で捨て、茶巾納め、茶筅入れ、右手で茶杓を握りこんで、右手で建水をさげる。

置き合わせ(水指しの左前に茶入れ、右前に茶碗ー右、左、右前)


釜に水1杓入れ釜の蓋閉める。
水指の蓋を三手で閉める。
客:「お茶入れ、お茶杓、お仕服拝見を」

柄杓を建水にかけ、蓋置き建水の下に置く。お茶碗を左一手で勝手付きに割る。

茶入を持って客付へ回る。帛紗さばきふく(蓋を拭いたらふくさ置いて蓋を取り縁を拭く。蓋をして茶入れを出す。

帛紗を腰につけ正面に戻り茶杓を取り、点前からだす。

点前に戻り、左手でお仕覆をとり、客付から出す。

正面へ戻り、右手で柄杓、蓋置きを持ち、左手で建水を持って、手がクロスしたまま右足を立て、右回りで退室。

客:茶入れ、茶杓、お仕覆とりこむ。

茶碗持ってさがる。
水次を右手に持って入る。右手で茶巾を取り左手に持たせて、水を次ぐ。
ふすまを閉める。


客:道具拝見(茶入ー縁外に置き、一礼、蓋をとって中をを拝見、
一礼して縁内の客との間に置く。茶杓ー縁外に置き一礼、拝見。縁内の次客との間に置く。お仕服ー縁外に置き一礼、拝見。次客との間に置く。返す。
ふすまを開けて入室。客付正面へ座る。
客:「お茶入れのおかたちは?」
点主:「初花肩衝でございます」
客:「お窯元は?」
点主:「瀬戸」
客:「お茶杓のお作は?」
点主:「玄々斎」
客:「ご名は?」
点主:「雪間の草」
客:「お仕服のお布地は?」
点主:「珠光緞子」「友湖」
客:「ありがとうございました」

右手でお仕服の底を持ち左手にのせ、お茶杓のせ、右で茶入れをもちさがる。
柱つきに茶入れ、茶杓、お仕服置き、総礼。

ふすま閉める。 

2014年2月3日月曜日

千家十職

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【緞子】

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四滴(してき)

 左から
水滴(すいてき)
手瓶(てがめ)
つる付(つるつき)
油滴(油滴)



先生の四滴は、清水焼の昭阿弥(しょうあみ)