茶道の先駆者で、茶義の形式よりも内面的(心)なものを追求した。
「自分の心の師となることはあっても、自分の心を師としてはならない」という言葉を残している。
・武野紹鴎(たけのじょうおう)(1502-1555)
千利休の師匠でもあり、村田珠光の茶を正しく受け継ぐとともに、茶室や道具までにも「わび」の心を表現する新たな工夫を加えた。
裏千家今日庵の系図
二世 ・少庵宗淳(しょうあんそうじゅん)(1546-1614)
三世 ・元伯宗旦(げんぱくそうたん)(1578-1658)
宗旦の三人の子、宗左に表千家不審庵、宗室に裏千家今日庵、宗守に武者小路官休庵を継がせたため三千家にわかれた。
四世 ・臘月庵仙叟(ろうげつあんせんそう)(1622-1697)
五世 ・不休斎常叟(ふきゅうさいじょうそう)(1673-1704)
六世 ・六閑斎泰叟(りっかんさいたいそう)(1694-1726)
七世 ・竺叟宗乾(ちくそうそうけん)(1709-1733)
八世 ・又玄斎一燈(ゆうげんさいいっとう)(1719-1771)
九世 ・不見斎石翁(ふげんさいせきおう)(1746-1801)
十世 ・認得斎柏叟(にんとくさいはくそう)(1770-1826)
十一世 ・玄々斎精中(げんげんさいせいちゅう)(1810-1877)
十二世 ・又玄少斎直叟(ゆうみょうさいじきそう)(1853-1917)
↑↑(この漢字は二つで一つの漢字。)
十三世 ・圓能斎鉄中(えんのうさいてっちゅう)(1872-1924)
十四世 ・淡々斎碩叟(たんたんさいせきそう)(1893-1964)
十五世 ・鵬雲斎宗室(ほううんさいそうしつ)(1923-)
十六世 ・坐忘斎(ざぼうさい)(1956-)
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