2013年9月3日火曜日

風炉 逆勝手 濃茶

2013年9月3日(火)
風炉 逆勝手 濃茶

軸:さいはての・・・・・・
花:木槿
棚:四方卓(よほうじょく)
茶入:瓢 瀬戸
仕覆:本圀寺緞子(青海波にオシドリ)
茶杓:又みょう斎 (虫の音・武蔵野・砧(きぬた))




 【 準備 】

帛紗は右側に付ける。
正面 左側に棚、右側に風炉。
棚の上に棗を飾り、迎えつけ。
「お菓子をどうぞ」ふすまを閉める。

客:菓子盆を取り一礼、置き、次客に「お先」点主に「頂戴致します」懐紙をだし膝前に置きお菓子を取り置く。次客との間にお盆を置く。いただく。

膝前に茶碗を置き、ふすまを開ける。
左足を立て、敷居まで右足を進め、左足から入る。


茶碗(茶碗に茶巾・茶筅・茶杓納める)を持ち運び、
点前に座り(畳の中心)、
茶碗を右横・左横・右手前で勝手つき(右側)に置く。

茶碗と茶入れを置き合わせる。(茶入れ水指しの左前の畳、茶碗右手前・左・右で水指しの右前の畳)

右足を立て、斜め後ろに引き、左回りに回って、右足から敷居を超えて下がる。





右手で建水を持ち、ふすまを閉める。

右手で建水をいつもの位置へ置く。

右手で柄杓を取り構え、右手で蓋置を風炉右手前に置く。
柄杓を持つ左手の上を右手で持ち、左手を下げ、左手で蓋置に置く。
総礼。
建水をくり上げ、居住まいを正す。


置きあわせ(茶碗ー右・左・右で膝前、茶入れ右で取り茶碗の下に置く)
おしふくのひもをほどき横向きに置き直し、
口を向こう手前の順に広げ、
手の平におき右左と口を切り、茶入れを取り出し置く。

おしふくは、右手で右横を持ち、火の方向にひっくり返さない!棚の左手前に置く。

【 帛紗 】

右手で帛紗を上に折り上げ、引き抜く。
右手を左手の上に返し、帛紗さばき。帛紗が縦の時は右膝の上で。
ふくささばき(草の四方さばき-六方さばき)、
茶入れをふき(蓋二引き胴2回 反時計回りに回し拭き)、水指しの左前におく。

ふくささばき直し、茶杓拭き、茶入れの上に置く。
その横に茶筅出し置き、
水指の蓋の上に、茶巾を出し置き、茶碗下げる。
ふくさを右膝横に仮置き。(柄杓を左手で持つから)

左手で柄杓を持ち、構えて、右手で帛紗を取り、釜の蓋あける。ふくさ建水の下に置く。

湯をくみ、茶筅通し(コン、見上げてコン、2回、いりのしで抜く)。
左手で湯を捨て、茶巾取り、右膝の上で拭く(3回半)。茶碗置き、茶巾釜の蓋の上に置く。

茶杓持って左で茶入れを取り、茶杓を握りこんで蓋を取り茶碗の右横に置き茶をくみ(3杓くみ出し、茶杓茶碗に仮置きし、回しだし)茶入れの口を向こう、手前とふき、蓋をして置く。
茶をさばき茶碗の縁でコン(音は立てない)。茶杓を置く。

水指しの蓋を、右・左横・右横・右斜め上の四手であける。

水1杓釜に入れ、湯をくみ、切り柄杓。

茶筅で練る。茶筅左にもたせて湯をくみ茶筅をまわしながら湯を入れ置き柄杓。
ゆるめる。出す。

お客:取り込み、お客が総礼。

持って感謝。少しまわして(正面を避ける)いただく。
一口で「おふく加減は?」
客:「結構でございます」
客つきに回る。茶名のやり取り。
客:茶を1口残し左茶碗を膝前に置き、「ただいまのお茶名は?」
点主:「きうんでございます」
客:「おつめは?」
点主:「小山園でございます」
客:「先程は結構なお菓子をありがとうございました」お茶を飲み切る。飲み終わったら膝前に置き、懐紙かぬれ茶巾で茶碗を拭く(3回)。縁外に出し拝見する。
飲みきりの音で、点前に戻り、 水1杓くみ、ふくさ腰につける。
客:茶碗を返す。
茶碗取り込み総礼。

湯をくみ、右手で捨てる。
「おしまいいたします」
取り柄杓で水を入れ、引き柄杓で置き、茶筅通し。
水を捨て、茶巾納め、茶筅入れ、右手で茶杓を握りこんで、右手で建水をさげる。

置き合わせ(水指しの左前に茶入れ、右前に茶碗ー右、左、右前)


釜に水1杓入れ釜の蓋閉める。
水指の蓋を四手で閉める。
客:「お茶入れ、お茶杓、おしふく拝見を」

柄杓を建水にかけ、蓋置き建水の下に置く。お茶碗を右・左・右手前の三手で勝手付きに割る。

茶入を持って客つきへ向く。ふくささばきふく(蓋を拭いたらふくさ置いて蓋を取り縁を拭く。蓋をして茶入れを出す。

帛紗を腰につけ正面に戻り茶杓を取り、点前からだす。

点前に戻り、左手でお仕覆をとり、客つきから出す。

正面へ戻り、右手で柄杓、蓋置きを持ち、左手で建水を持って、右足を立て、右回りで退室。

客:茶入れ、茶杓、お仕覆とりこむ。

茶碗持ってさがる。
ふすまを閉める。


客:道具拝見(茶入れー縁外に置き、一礼、蓋をとって中をを拝見、
一礼して縁内の客との間に置く。茶杓ー縁外に置き一礼、拝見。縁内の次客との間に置く。おしふくー縁外に置き一礼、拝見。次客との間に置く。返す。
ふすまを開けて入室。客つき正面へ座る。
客:「お茶入れのおかたちは?」
点主:「瓢でございます」
客:「お窯元は?」
点主:「瀬戸」
客:「お茶杓のお作は?」
点主:「又みょう斎」
客:「ご名は?」
点主:「砧」
客:「おしふくのお布地は?」
点主:「本圀寺緞子」「友湖」
客:「ありがとうございました」

右手でおしふくの底を持ち左手にのせ、お茶杓のせ、右で茶入れをもちさがる。
柱つきに茶入れ、茶杓、おしふく置き、総礼。

ふすま閉める。 

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