稽古とは一より習い十を知り、 十よりかえる元のその一
灰形講習会⑨二文字掻上
太さは均一に、間隔は均等に、数は奇数。
10月の名残の時期、茶人は藁を海苔の缶などに入れて焼いて藁灰を作る。藁灰は、名残のやつれ風炉に用いる灰形。丸炉や侘びた風炉などにも用いる。二文字押切または丸灰押切に焼いた稲藁を一本一本置いて完成させる手の込んだ灰形。
手間暇かけ藁灰で侘びの演出をする代わりに、掻上という灰形がある。火箸の箱を定規に使って火箸で藁灰を模して線を書く
横幅は、風炉の端ではなく灰の端。均等に割っていく。
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